向田邦子没後40年特別イベント
「いま、風が吹いている」が、
2021年1月14日から24日まで青山スパイラルで始まり、
むすこが装置を担当したので行ってきました。
https://www.spiral.co.jp/topics/art-and-event/mukodakuniko
あの台湾高雄の飛行機事故で亡くなってから40年なんですね。。
会場には、ご家族に愛されていた向田邦子さんらしく、大切に保管されていた愛用の洋服や食器、万年筆や原稿、メモなどが、写真の数々と共に、つい昨日使われていたかのように展示されていました。
当時まだ珍しかった留守番電話を愛用していて、ソファーと電話が再現されたブースに座り受話器をとると、
「向田でございます。ただいま出かけております、、」と、向田さんの声が聞こえました。
留守番電話にまつわる話で大の仲良しの黒柳徹子さんが留守番電話に7回連続で話し続けた 逸話が面白かったです。
徹子の部屋に出演時の映像も見られました。
今の黒柳徹子さんもそうですが、留守番電話に吹き込まれた向田さんの言葉遣いがまあ、上品!昔の教養ある女性ここにあり!という感じで憧れます♥
大切にしていたBALLYの靴やエルメスのニットウエアなど、たくさんの服も、趣味が良くて憧れました♥
亡くなった年齢が51歳なんですね。
最後までアフリカやアマゾンなど、忙しい中で時間を捻出しては旅をしていたそうで、
それを見て私も、「いつ寿命がくるか分からないので思い立ったら旅行しよう!」と決意したのですが、、
コロナくんの事を思い出しました。。
これからの人生、出来ることを先延ばしにせずやりたいものです。
さて、むすこの作った装置は、
塔のような背の高い機械で、そばに居る女性がハンドルを回すと長いロール状の紙がはらりと上から落ちてきて、そこに向田さんの小説や脚本の一節が書いてある、というものです。
おみくじ引いたみたいで楽しかったです。
天国からの風に乗って、向田邦子さんのメッセージ受け取りました!
家に貼ろうと思います。
ちなみに私が受け取ったメッセージは
「何年つき合っても、何も残らない人もいるし、
ほんのみじかい出逢いでも、
パアッとーあとから目の裏にやきついちゃう人が
いるのよ。 花火だな」 ドラマ「幸福」より
でした!
よいなあ〜(*^_^*)