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 伊勢 水銀の鉱山跡へ

昨年に続き、

和歌山県の丹生都比売神社の氏子さんの

伊勢神宮を正式参拝する旅に参加させていただき、

初参りに行きました。

 

この道中で

三重県多気町の

丹生神社と隣接する丹生大師を訪ねました。

 

こちらは丹生都比売神社と同じご祭神

を祀っています。

 

 

 

「丹」は水銀の原料を含む鉱物で、これは朱砂、辰砂と言われます。

 

 

この岩石の赤い部分が朱砂、辰砂です。

 

辰砂は日本画の顔料や陶芸にも、

赤い色を表現するために用いられています。

 

ホメオパシーのレメディーでも

Cinnb.(シナバリス 辰砂 赤色硫化水銀)

という、

この鉱物からつくったものがあります。

 

また、水銀はホメオパシーでは

大変なじみが深く、

レメディーとして、

 

Merc-sol.(ハーネマンの溶解水銀)

Merc.(金属水銀 元素)

Merc-c.(塩化第二水銀)

Merc-i-f.(第一ヨウ化水銀)

Merc-i-r.(重ヨウ化水銀)

Merc-cy.(シアン化水銀)

Merc-dul.(塩化水銀)

 

など、

多くの種類があります。

 

 

さて、

「丹生」は、その鉱物が産生される場所という意味で、

またそうした生産に携わる部族は「丹生族」と呼ばれました。

 

この神社にまつられている

金山彦命、金山姫命という夫婦神は

鉱業、金属関係の神様です。

 

 

隣接する丹生大師(丹生山神宮寺)は

空海の師匠である勧操大徳により

宝亀5(774)年に開山したと言われています。

立派な仁王門がありました。

 

訪れた時は修復作業中で

覆いがかけられていましたが、

その大きさから

当時の信仰の興隆ぶりがしのばれました。

 

 

またこの地方の神仏習合の歴史も

みてとれました。

 

 

そのあと、

古代から伝わる、

水銀発掘の跡も訪ねました。

 

 

 

 

昭和にふたたび採鉱が行われた際の

水銀製造装置も残っていました。

 

 

坑道の入り口です。

 

古代と昭和の坑道が交差するところもあり、

繰り返し多くの坑道が掘られて尚、

残っていることから、

この地盤の堅牢さがうかがえます。

 

 

 

古代に始まったこの地の水銀生産は、

一旦室町時代の終わりに廃れたと言われています。

 

その後、昭和になり再開され、

熱心な研究者によって

製錬法や装置の研究開発も行われました。

 

しかし、

健康被害や環境問題に対する

世の中の目が厳しくなると共に

再び中止されて現在に至っています。

 

 

この地で生産された水銀は

古くは聖武天皇による

奈良の大仏建立の際の金メッキに用いられました。

 

金と水銀を1:5の割合で溶いてドロドロの状態にし、

大仏に塗布し

後で火に当てて加熱することで

水銀は気化し、

金のメッキだけが残る、

という工法です。

 

また、水銀は中国など日本の外にも輸出され

多くの富を生み出しました。

そのためこの地域には豊かな資金力を

蓄えた豪商のバックグラウンドがありました。

 

空海も、中国に留学しましたが、

特に政府や寺院を背景に持たない

空海の留学資金を支えたのが

この地の商人による財力だった

とも言われています。

 

一方、

当時作業にあたった工人たちは、

気化した水銀を吸って

健康被害に苦しんだそうです。

(当時、工人の間では原因不明の奇妙な病人が

 次々出て死者が発生したと記録されています)。


 

この地域で生産された水銀を材料とした

おしろい(伊勢白粉)

というのがありました。

この成分は塩化第一水銀です。

 

お化粧のほかに、皮膚疾患、腹痛などにも用いられ、

また梅毒の流行時には、その治療にも

用いられたそうです。

 

また、

水銀はかつて、

16世紀ヨーロッパで梅毒が大流行した際にも

治療に用いられました。

 

水銀は、梅毒を引き起こす細菌である

スピロヘータ(梅毒トレポメーナ)よりも毒性が強いため、

一時的に梅毒が抑えられるので

「梅毒に著効がある薬」

として、水銀の蒸気吸入や水銀軟膏として、

盛んに当時の治療に用いられました。

 

一方、

その毒性の強さゆえに

患者はさまざまな副作用に

苦しめられることとなりました。

 

水銀は中枢神経、内分泌、腎臓などに

障害をもたらすほか、

特に小児では

神経系へ重大な影響があるとされています。

 

水銀の中毒による影響として

目に見えて現れる症状としては、

 

毛髪が抜ける、

唾液の過剰分泌、

歯が抜ける

脳障害、発狂

 

などが挙げられます。

 

 

ホメオパシーで

水銀(マーキュリー)タイプの人の特徴といえば、

 

腺が腫れたり耳鼻喉の炎症をよく起こす

暑がり寒がりが極端(人間体温計と呼ばれる)

唾液が多く出る(悪臭)

頭がとても良いが狡猾で残忍

早熟な子供

秘密主義的

etc.

 

などきわめて

特徴的な要素がたくさんあります。

 

 

ホメオパシーの観点から

水銀の話をし出すと

楽しくてワクワクして

止まらなくなりますよ。

 

長くなるので

今日はこの辺で。

 

 

 

 

 

 

 

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