10年ほど前からお世話になっている会計事務所へ行って、今年度の確定申告の書類作成をしてきました。
独立して初めての確定申告で、うれしいやら、気を引き締めるやらです。
この事務所を率いている税理士の先生は60代後半の男性です。
この「おじさん」とは、私の母親と奥様が同僚だったので私が子どもの頃は家族ぐるみで旅行に行ったりしていました。10歳位の時に知り合ったので30年以上のお付き合いです^^
この方は、豪快さと人間力を絵に描いたような方です。
大学生の頃は学生運動が盛んな時期で、ご自身も闘士となって大活躍。
大学を辞めて資格をとり、税理士になりました。
仕事は順調で、人柄と能力でどんどん事業が拡大していきました。
ところがバブル全盛期の時代に大きな経済事件に巻き込まれ、数年間刑務所で服役しました。
経済事件の場合、刑務所は違う待遇なのだそうで、ちょっとした企業の保養所?のような感じで、そこで俳句をたしなみ、粗食の生活をしたおかげで大幅にダイエットできて、以前より健康になって生還。
この期間の健康的な暮らしのおかげで寿命が延びたのではないかと笑っておられました^^
そしてその後も持ち前の人柄と能力でファンは離れず、再び精力的に会計事務所を経営されています。
この日もお顔の色つや良く、イキイキと楽しそうなご様子でした。
ホメオパスをやる上で人間力が大事だ、というお話しをしていると、
「人間力をつけるにはもっともっといろんな所に行ってみたほうがいいよ!」
とおっしゃいました。
普通の海外研修かと思い、
「はい、いろんな国にも行って見聞を広めます。」
と答えると、
「海の底がいいよ!ダイビングの資格をとりやすいのはグアム、その後はニューカレドニアに行くといいな。」
と、思ってもみなかったお言葉。
聞くと、5年くらい前にダイビングの資格をとったそうなんです。すごい・・・
この方との出会いは私が10歳頃のことですが、考えてみるに、この出会いは独立して歩み始めた「今」のためのメンターとして用意されていたとしか思えません。
それほどに、自分の足で歩いて行くことを恐れず、むしろ夢と希望を持っていいんだという大きな自信をもらえています。
波瀾万丈の人生を泳ぎ切り、人間力と自信に溢れ、楽しくイキイキと生きている「おじさん」です。
***
人との出会いやご縁はどこにいつあるのか判りませんが、
ひとつとして、無駄なことや意味の無いご縁はないのだと、つくづく思いました^^
韓国から帰って1週間。
帰国する飛行機に乗って、ソウルの街の宝石箱のような夜景を見ていたら、滞在中に韓国の方がたからいただいた、あの親切、あの人情、あの笑顔が思い出されて、不覚にも涙が出てきました。
人情って、ネットで検索した知識では得られません。
実際に自分の身体で行ってみて初めて感じられること。
・・ネットやマスコミからの情報で頭でっかちになりがちな自分を反省しつつ。
昨年の後半頃から、近隣諸国との間に、主に領土をめぐってもめ事を演出する報道が目立つようになりました。
しかしその背後には、
・内政への不満を外国へそらせておきたい人たちがいる。
・戦争を起こすと兵器の販売関連や戦後のインフラ復興関係でおおいに儲かるので是非戦争を起こしたい人たちがいる。
・東アジア諸国が結束すると大きな勢力になり、介入や支配が難しいから仲違いさせておきたい、と思っている国がある。
などの思惑があることも知らなければなりません。
これからの時代、それぞれが「無知」や「知ろうとしない態度」を脱していく必要がますます高まっています。
そのためにも若い人たちには特に、近隣諸国を初めとした外国にどんどん出て行って、人情に国境はないこと、どの民族も家族、隣人を愛し、遠方からの訪問者に温かい心で接してくれることを知ってほしい。
誰か一人でもその国に好きだと思える人がいたら、その国と戦争しようなどと思わなくなります。
・・そもそも、宇宙から見たら、地球は小さな小さな一地域。
なに身内でもめてるのか?って、おかしくなります^^。
・
用があってこの土日は信州に行きました。
帰り、予定が思っていたのと大幅に狂ってしまい、長野駅で新幹線に乗るまでに何時間も時間があいてしまいました。
昔の自分だったら、思っていた予定が急に変わるとイライラしたりパニックになっていたことと思います(カルカーブなので)。
けれど、最近はこれも何かの計らいかも、と思えるようになりました^^。
静かに考えてみたら・・
昔から、「いつか善光寺詣でをしたい」と思っていたことを思い出しました。
最近は、思っていたことが実現するまでの時間が昔に比べて加速がついているように思います。
思いがけなく天の計らいで願いが実現するのですが、思ってもいない時にそれが来るので面食らってしまい、ついついありがたみを感じず、「なんで〜!?」と困ってしまったりすることがあります。
いけないいけない!!
というわけで、せっかく生まれた時間を生かして、生まれて初めての善光寺に雪の中行ってきました♪
江戸時代より、全国から大勢の人が「善光寺まいり」といって一世一代のイベントとして訪れてきた、日本でも有数のお寺です。
数年前にはダライ・ラマ14世がいらして、曼荼羅制作が行われたとのことで、展示もされていました。
初めて訪れた善光寺、長く続く門前のお店の数々、そのたたずまいからすでに江戸時代からの長く信仰を集めてきた歴史を感じさせました。
お寺は思っていた以上に壮観で、ドドーンとした場のエネルギーに圧倒されました!
なんだかうしろでサポートしてくれている人(守護霊さん?ガイドさん?)もルンルンなのが伝わってくるようで、この日も偶然時計を見ると、いつもにも増してかならず「1時11分」「2時22分」などと数字が3つ並んでいました。
これは天使のメッセージといって天使が「サポートしているよ〜^^」と伝えてくれるものらしいです。
それを裏付けるように、引いたおみくじにもうれしいことが書いてありました^^。
その後立ち寄った酒まんじゅうのお店では、2個買ったらお店の人がさらに1個サービスしてくれました(これ疥癬マヤズム人間としては最高にうれしい^^)。
長野県は父方のルーツですし、本当に来られて良かったです!
しかし寒かった〜
駅前はマイナス1℃
鳩も寒そうでした(^^;;)
ハルモニ(おばあちゃん)やハラボジ(おじいちゃん)が大勢集まって、ちょっと巣鴨のような味わいです。
ここに、以前から行きたいと思っていた、
ソウル薬令市 韓医薬博物館
があります。
今回初めて訪問することが叶いました。
ここは韓医学について一般の人にわかりやすく紹介する博物館です。
韓国でも西洋医学が優勢だとはいえ、今なお韓医学(東洋医学)が大きな信頼と人気を集めています。
韓医師になるための学校も近年は大人気で、入るのが大変難しいといいます。
会場に入ると、パノラマにより、薬草の採取や加工風景、診察風景などが紹介されていました。
宮廷の診察風景もパノラマで表現されていて、ドラマ「チャングムの誓い」や「ホジュン」「馬医」を思い出します。
主に薬学と鍼灸の二本立てで成り立つ韓医学の考え方や体系が、パネルで詳しく展示されていて、英語表記もあるので内容が理解できました。
人体は宇宙のひな形である、宇宙や大自然の摂理を離れては、人体の健康も考えることはできない、という考え方は自然療法全般に共通するもので、ホメオパシーとも通じます。
こちらは古い書物の展示コーナー。
圧巻の薬剤展示コーナーです。
植物、動物、鉱物、とそれぞれ大きく場所をとって原材料が展示されています。
こちらは動物コーナー。タツノオトシゴや鹿の角、亀などが展示されています。
ホメオパシーのレメディと共通する、ブーフォ(ヒキガエル)もありました。
そしてこれもレメディにあるモスク(麝香・鹿の生殖器付近の腺)の原物質。
植物コーナーではホメオパシーでもおなじみの、
ディオスコレア(ヤマイモ)、ファイトラッカ(ヤマゴボウ)、シミシフーガ(サラシナショウマ)、アコナイト(トリカブト)などなど、いろいろおなじみの原物質がありました。
鉱物コーナーではホメオパシーでおなじみの
カルカーブ(牡蠣の殻)、オーラム(金)、ソーファー(硫黄)、シナバリス(辰砂)などがありました。
展示の後は、別室に控えるハルモニとハラボジが笑顔で部屋に招き入れて歓待してくださり、お茶をごちそうになりながら、ミニ診断タイムとなりました。
用紙に書いてあるいくつもの質問項目に答えると、韓国の「四象体質医学」による自分の体質が判り、食べ物のアドバイスを受けることができました。
質問表も説明も日本語のシートが用意されていました。
日本人がよく訪れるそうです。
ハルモニとお話ししていて、一人旅だというと、
「危険ではないか?」
と大変心配してくれました。
「韓国は10回位来ていますし、危ない所には行かないので大丈夫。」
と答えると、
ハルモニが数年前に東京に来た時に電車の中で危ない目に遭った話を熱心に話してくれました。
その間10分近く。相づちをするものの、申し訳ないことに私の韓国語の語学力では概略しか判りませんでした(汗)。
思いがけなく韓国でも人さまのトラウマ体験を傾聴(?)することとなりました(笑)
出してもらった「サンファ茶」という薬草茶が大変美味しかったので、そのことを伝えると、お茶の名前や、「ティーバッグの方が便利」などと詳しくハングルでメモに書いてくれて、向かいの市場のどこかで買いなさい、とそのメモを持たせてくれました。
博物館のスタッフの皆さまの温かさが心に染みました。
また、ぜひ来ます!
今度来たときはハルモニのトラウマ体験を80%位聴き取れることが目標(笑)。
また、この日はいませんでしたが、曜日によっては日本語を話す方がボランティアで来ているそうです^^
ソウルにて。
夕方の便で帰らなければならないので、最後の思い出に
ほぼ毎回必ず行く明洞餃子(ミョンドンギョジャ)に立ち寄りました。
ここはカルグクス(うどん)とマンドゥ(小籠包みたいなもの)が有名で、夏場はコングクスという白い豆乳スープのうどんも美味しいんです。
いつもは数人で行って、各自カルグクスを注文し、マンドゥはみんなで分けるのですが、一人なので、けれど欲望に負けて両方注文^^。
すごい迫力でふたつの丼が並ぶ姿を見て隣の席に家族で来ていたアジュンマ(おばさん)が笑顔でうなづいていました(^^;)。
給仕をしてくれる店員さんは5.6人くらいいて全員アジュンマです。
アジュンマが切り盛りする食堂は、なんだかそれだけで味も保証付きのように感じられます。
おそらく、アジュンマの愛情溢れる姿やきびきびと立ち働く姿、妙に説得力のある自信たっぷりな様子ゆえなのでしょう。
新大久保にも美味しいお店があるのですが、アジュンマ店員さんの層が韓国ほど厚くないんです(笑)。
新大久保の店員さんはほとんどが若い留学生なので・・。
私が韓国にこころ惹かれ何度も来たくなる理由は、もちろん韓流ファンという理由もありますし、食べ物が美味しいなど、いろいろあるのですが、
その中の大きな理由に
「アジュンマたちに会ってエネルギーをもらいたい」
というのもある、と、今回の旅で気づきました。
***
ソウルの書店に行ったら、新しい女性の生き方指南の本や成功した女性の書いた著作がベストセラーでいくつも並んでいました。
韓国の女性もその生き方も、どんどん変化しているところなのでしょう。
結婚や出産に関係なく、いつまでも興味のあることを学んだり、新しい経験を積んで内面を磨いていき、しかもベースにはアジュンマの胆力と包み込む愛情を持ち続けていけば、韓国女性も最強だ!と思いました。
日本女性である自分も、頑張って包み込む愛情と胆力のアジュンマパワーを身につけるべく精進していこうと心に誓いました^^
ここ数日は、このブログはホメオパシーのブログではなく、
「食いしん坊万歳と人情賛歌」
のブログだと思ってください
漢江の南側、江南にあるカンジャンケジャン横丁。
ここには、生ワタリガニの醤油漬け、カンジャンケジャンのお店が集まっています。
牡蠣が大好物だという話をしたばかりで恐縮ですが、カンジャンケジャンは私の人生における驚嘆感動メニュー(大袈裟ではなく)のひとつです。
これまでは東京にも進出しているプロカンジャンケジャンというお店に行っていたのですが、
今回は他のお店に入ってみました。
チョウォンマサンアグチムというお店です。
カンジャンケジャンは一人では値段も高いし食べきれないと思い、
もうひとつの大好物、ケアルンビビンバ(カニの卵どんぶり)を注文しました。
おかずもたくさんついてきました。
一人で熱い情熱で食べる姿に心を打たれてか、お店のアジュンマ(おばさん)が「サービス」と言ってチヂミを作ってきてくれました。
韓国のアジュンマの温かい人情に感涙です・・・。
***
地下鉄の中で、アジョッシ(おじさん)とアジュンマが大声で言い合いをしているので喧嘩かと思ったら、座席のゆずり合いでした。
ソウルの冬は、例年より寒い白い世界ですが、ハートはぽかぽか温かくなります^^
半年ぶりの韓国で、エネルギーをたくさんチャージできました。
ソウルにいます。
ソウルに来ると必ず行くお粥のお店「味加本」に、しいたけと牡蠣のお粥を食べに行きました。
私は牡蠣が大好物で、家にいても、ここのお粥のことを時々思い出すんです^^。
日本からの観光客はあわびのお粥をおすすめされることが多いのですが、個人的にはこのお粥がイチオシです。
韓国に行く予定が無いときは自分で牡蠣を買ってきてお粥をつくってみるのですが、こちらのお店の味とは何かが違うんです。
牡蠣は亜鉛を非常に多く含む食品です。
低血糖で脳での糖や亜鉛の消耗が激しいタイプの人は亜鉛を含む食品を切望すると言われます。
私も、以前、低血糖がひどかった時には、牡蠣を食べたい、というより「切望」に近いものがありました。
ホメオパシーでは、Zinc(亜鉛)というレメディがあり、これは低血糖のレメディでもあります。
低血糖の人はわりと頭でいろいろ妄想したり考えたりするタイプが多く、家系的に膵臓の問題がある場合もよくあります。
私も母方が曾祖母、祖母、祖母の妹、母と小学校や中学校の教師で、いわゆる「頭で考える」タイプのうえ、みな低血糖傾向で膵臓の病気になった人が何人もいました。
膵臓のレメディとしてはPancrea(パンクレア)、Iris-v.(アイリスベスキロー)、Insulin.(インスリン)などもあります。
ホメオパシージャパンでは、サポートSuiというのもありますね。
***
今回もソウルで、夢にまで見た牡蠣のお粥を食べることができました。
・・・実は昨日、泊まっているホテルの隣にあるスンドゥブ(純豆腐)チゲのお店の店頭メニューに牡蠣のスンドゥブを見つけて気になっています・・(止まらぬ欲望)。
韓国は牡蠣好きの人には天国です^^
週末にソウルに来ました。今回は一人です。
なにかのきっかけで、ソウルに「吉祥寺」があると知り、出かけてみました。
吉祥寺(キルサンサ)というお寺です。
(ちなみに私の名前はハングル読みで祥子(サンジャ)だとわかりました)
このお寺、実は歴史が新しく、妓生(キーセン・日本でいう女郎さん)から韓国でも三本の指に入る有名料亭の女主人となった女性が、後世その建物
敷地を全て寄進して寺としたことが始まりだということです。
自らも仏道の道に入り、過去の男性客たちに身体を売るような行為をしたことからの穢れを浄化できますように、という祈りを込
めて修養の場をつくったのだそうです。
お寺に入ると、静かに瞑想をしたり、ひたすら真剣に祈りを捧げている人が大勢いました。静かに瞑想するための小さな小屋が
いくつも並んでいる場所もありました。
カトリック信者も多い韓国ですが、韓国での仏教は無一物を美徳とし、この世の物質主義や栄光栄華を離れたところで精神性
を深める「精神修養の道」という考え方が強いように感じました。
韓国ドラマでは、若い頃に金貸しややくざの親分などで財を成した人物が「オルシン(ご老人)」と呼ばれ、物質世界を離れ隠居
し、仏堂で祈っている姿がよく出てきます^^。
このお寺の歴史は、まさに韓国ドラマのようです。
吉祥寺からの帰り道に、偶然にもカフェANDOがありました。
ここは、以前伊藤ホメオパスたちとドラマロケ地巡りで(笑)来た、ドラマ「私の期限は49日」が撮影されたカフェです。
このカフェのメニューに、「Pasta Frutta del mare(海の幸のパスタ)」があります。
以前来たときに、案内してくれた人にここのパスタが美味しいと聞き、「韓国だしイタリア料理はね・・」と、軽い気持ちでひと皿注
文して4人で食べたところ、あまりの美味しさに全員真剣に食べ出し、ひと皿しかとらなかったことを後悔した(笑)、という伝説の
パスタです!今も語り草になっています。
フィットチーネにムール貝、エビ、ホタテ、アサリがこれでもかと大量に載っていて、おだしの効いたソースが絶品なのです。
イタリアや日本で食べたどのパスタよりも美味しく、まさに次元が違う、という感じなんです!
このパスタのために日本から行ってもいいくらい、とオススメしちゃいます。
今日はこのパスタをまた食べられて至福のひとときを過ごしました^^
帰りがけにお店の人に「ここのパスタは世界でいちばん美味しいです。」とつたない韓国語で伝えたら喜んでくれました。
この日は、吉祥寺に行く際に最寄りの地下鉄駅に到着すると、1時間に1本の送迎バスが偶然にもぴったり来て発車したり、
帰り道に歩いている時も、分かれ道で迷った時にそのバスがまた通りかかり正しい道の方に行って教えてくれたり、
またこのカフェに来られたことといい、
今日も天のサポートを感じました^^
ありがたいことです。
ほかに誰も客がいなかった店内に、キャバ嬢風の女性とその元締めと見受けられる男性が入ってきました。
昼なのにすでにお酒が入っていて、男性は大声をあげて同じ言葉を奇声のように繰り返しています。
そして私の横に並んで座り、お酒を注文しました。
「わわわ、なんだ!?がらがわるい感じ。昼から落ち着かないわ〜。」
とついつい思ってしまいました。
しかし、い、いや、これもきっと何かのレッスンかも、と、気を取り直しました。
するとこの人たちは常連さんらしく、お店のお姉さんは上手に男性をあやしています。
男性が大声でわけのわからない言葉を何度も繰り返し叫ぶと、お姉さんもその言葉を繰り返して声をかけて、男性のことを受け止めています。
最初のうちは興奮していた男性がだんだん落ち着いてきて、話しだしました。
話を聞いていると、元締めと思われる(それでも私よりも若そうな)男性が話すことはなかなか教養があり、いい事を言うんです。繰り返し叫ぶ赤ちゃんのような言葉とのギャップがすごい。
「俺はな、一見まともっていう奴はあまり信じないんだ。一見はじけてて、何じゃこいつ!?ていう奴が実は中身があって、本物だったりする。」
キャバ嬢風の女の子のほうも、話の内容から、母親と弟と暮らしていて、
「弟のパソコン、夜8時までしかネット使えない設定なんだよー。ガキでしょ?」と楽しそうに笑っています。
すると、お店にテイクアウトする惣菜を買いに一人のおばあちゃんが来ました。
お店のお姉さんの説明がなかなか理解できず、かみ合わないやりとりが続いて、なんとかおばあちゃんは求める惣菜を買って帰って行きました。
お店のお姉さんが
「おばあちゃん、耳が聴こえないのよ。」と言いました。
キャバ嬢風の女の子が、やさしい声で、
「おばあちゃん、耳が聴こえないんだね・・・」と答えました。
その言葉のトーンから、彼女にもおばあちゃんがいて、温かい家族がいるんだろうなあ・・というのが伝わってきました。
気づくと、元締め風の男性は、キャバ嬢風の女の子と私の間でカウンターに突っ伏して、すやすやとあどけない顔で眠っています・・。お店のお姉さんのところに来てすっかりリラックスしたのでしょう。
外は雪が降りそうでしたが、お店の中はなんともポカポカとあったかい空気で満ちていました。
思いがけずランチタイムにキャバ嬢風の女の子と、元締め風の男性と、お店のお姉さんと、おばあちゃんから癒される、というおまけをもらいました。
懐が深くてあったかい、吉祥寺のまちにも感謝です。
***
今日のわたしだけに用意された特別プログラムは、
「偏見を捨てる」ですかね^^。
過去の参照記事
→わたしだけに用意された特別プログラム^^
→わたしだけの特別プログラム→上がっていくハードル(笑)
昨日はバレンタインデーでしたね。
むすこの通う中学では、その日だけはチョコを持ってきてOK、という心の広い対応をしているようです。
むすこもいくつもチョコをもらってきて、ほくほく食べていました。
「なんか、手紙が入ってたんだけど、意味わかんねーこと書いてあってさ・・」
などと言うので母のほうが心ときめいてしまいました・・
(♯^^♯)
お母さんが有名なパティシェの同級生は、この時期になるとお母さんの仕事場で一緒にチョコレートのお菓子を50個くらい作って、友だちに配るんだそうです。
むすこも友だちと思ってもらえたようで、ひとついただいて帰ってきました。
吟味された材料を使っているうえに、プロの指導で作ったお菓子はとってもおいしかったです〜^^
というのも、先日母親の飲み会で、パティシェ母が試作品を持ってきてくれたのですが、私のリアクションから食いしん坊だということがよく伝わったみたいで、娘さんが
「お母さんにも半分あげてね。」
と言ってむすこにくれたようで、私にもおすそわけが来たのです。
母も便乗してしあわせな日でした・・・
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