健康に対する考えかた、
病院や薬に対するスタンス、ということで、
ホメオパシーとのかかわりを中心に見て行くと、以下に分類されると思います。
1.既にホメオパシーをある程度の期間利用してきていて、
ホメオパシー独特の考えかたにも通じている人。
2.ホメオパシーは初めてでも、これまで何らかの自然療法
(イトーテルミー、野口整体、食養生など)
をやってきて、
自然療法の考え方に通じている人
3.特に自然療法はやったことはないが、
昔から西洋医学や薬に対し抵抗感があり、
薬はあまりとってこなかった人。
自然治癒力についても理解があり、
安保徹先生や真弓先生の著作などを愛読している人。
4.病院に日常的に通い、
薬をいろいろ飲んできた人。
自分の身体に不安があり、
自己治癒力や自己免疫力については
特に理解や実感をもったことがない人。
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さて、私の相談会のクライアントさんは、
昔から来ている方や
他のセンターを経て来られるかたが多いため、
1が多く、2や3の人も含めれば3分の2にはなります。
ですので相談会での話もツーカーでストレスがありません。
ところが、友人知人に紹介されてきた、という4の方も時に来られます。
この方々にとっては、
ホメオパシーや自然療法の考え方と、
これまで馴染んできた考え方とは
天と地ほど違いますので
考え方にコペルニクス的大転換が必要となるため
なかなか大変です。
初心者クライアントさんとの会話を紹介しながら、
ホメオパシーでの対処法も紹介していこうと思います。
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ク(クライアントさん)「前回はじめてレメディーをとって、2週間くらいしたら、高熱が出たんです」
ホ(ホメオパス)「(わあ・・♪(^o^)Vデトックス進んだ・・♪) それでどうなさいましたか?」
ク「心配になってしまい、解熱剤飲みました。」
ホ「が〜ん・・・」
→ホメオパスおすすめの対応
Ferr-p.Bell.など、熱のレメディーも何度もリピートすると良い。
熱が高くて体調が悪ければ、その間キットのレメディーをメインにして相談会のレメディーを一時的にお休みしても良い。
対処法が分からなければ、メールなどでご相談ください。
・・良いチャンスを逃しましたね!
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ク「10年ぶりに膀胱炎になりました。」
ホ「(うわあ。。♪
過去の抗生物質からの影響の排出で、
膀胱炎ってポピュラーだからうれしい♪
(^o^)V」
ホ「それで、どうなさいましたか?」
ク「病院に行って抗生剤飲みました。」
ホ「・・
・・」
→ホメオパスおすすめの対応
Canth.Apis.Staph.Ferr-p.などをリピートする。
これを乗り切るとかなり前進します。
対処法が分からなければメールなどでご相談ください。
・・良いチャンスを逃しましたね!
***
ク「中耳炎になりました」
ホ「(ホント!スゴイ!?♪ 頭部からの毒素排出してますね♪)
それで、どうなさいましたか?」
ク「耳鼻科に行ったら、聴力に影響が出る可能性があると言われて、
抗生物質だされたので摂りました。
それから耳鼻科に行く度にマスクのネブライザーを吸いました。」
ホ「
・・・。」
→ホメオパスおすすめの対処法
これも、まずはFerr-p.Merc.Puls.などとってほしいです。
ネブライザーにも種類にもよりますが、
抗生物質や、炎症を抑える薬剤などの成分が含まれています。
聴力のことは好転反応の時はまずは心配することありません。
・・良いチャンスを逃しましたね!
***
ク「喉が痛くなったんです。」
ホ「(ほほう・・♫ふむふむ・・^^)
それで、どうなさいました?」
ク「イソジンでうがいしました。」
ホ「
・・!!」
→ホメオパスおすすめの対応
Bell.Apis.Merc.Hep.Lach.などの、喉の痛みに対応するレメディーをいろいろ試してみると良いです。
分からなければホメオパスにメールなどでご相談ください。
イソジン(ヨウ化カリウム)は、抑圧する力が強く、また、扁桃(腺)に溜まります。
日常的に長期にわたって使用した結果、しつこい後鼻漏が続くようになったケースも。
私自身、20代の時に毎日これでうがいをしていたのですが、
当時はアデノイド(扁桃)がいつも腫れ後鼻漏(喉に鼻汁が落ちる)が続いていて、
なかなかすっきりしませんでした。
これって、すっきり粘液を排出する経路が抑圧の結果断たれてしまいジワジワ炎症とも言えない炎症が続く姿なんですね。
私の場合、イソジンを止めてからだいぶ経ってから、
ホメオパシーを始めたところ、
数年間にわたってイソジンの味や色の痰が出続けました。
それほど腺に吸収され蓄積する度合いが高かったのでしょう。
あれから10年以上、
現在はイソジン味の痰も止まり、後鼻漏や鼻カタルの症状も解消しています。
・・ステキな機会を逃しましたね!
***
時間の限られた相談会で、
あらゆる可能性を想定してクライアントさんに指導することは難しいものです。
しかし、初めてのクライアントさんに対する丁寧な説明、教育は本当に必要だと思います。
また、このようなことを経験して、お先真っ暗な気分になりかけることもありますが、
意外にそれで説明をすることで、
クライアントさんの理解が進み
その後はとんとん拍子に大きな変化を遂げて
改善に向かって行く人も多いものです。
今日も、明日も、
決して諦めず、説明していきます!
(^^)
想定問題集みたいなものを作成して、
クライアントさんに渡すのも良いかな〜
などと思案中です。
最後に、声を大にして言いますよ。
「炎症サイコーーー!!!!!」