2012年に伊藤ホメオパスとふたりで東京本部を独立して始めた
フィリア(日本ホメオパシーセンター東京吉祥寺御殿山)も、
早いもので3月15日で無事、5周年を迎えることとなりました。
これも、あたたかい皆さまのお力添えと、
何より伊藤ホメオパスのおかげと
感謝しています。
記念にいつもの旅行より、
ワクワク度を上げよう、
と、
二人のお気に入り、
星野リゾート界「加賀」で
カニ会席、となりました。
行きは、バスタ新宿から、夜行バスで、
加賀温泉駅まで行きました。
京都に行った時は、
隣の席の女性がとっても恐ろしい人で、
声をかけると舌打ちして無視するので(ひー)、
トイレにも行きたい時に行けなかったのですが笑、
今回は隣が伊藤ホメオパスだし、少しお金を出しても3列独立シートを選んだので、
快適でした。
夜行バスは、早朝に目的地に着くので、
時間がとっても有効に使えます。
今回も、もう午後3時頃かなあ、と思うとまだお昼頃だったり、とお得感でした。
個人的には途中のサービスエリアで
漆黒の闇に浮かぶ、多くの
大型トラックのカッコ良さに萌えますし^^。
無事、
加賀温泉駅に翌朝の7時30分に到着。
早朝の大聖寺で、神社仏閣巡りをしました。
しっとりした雪景色の風景に、
「歳を重ねると、、こういう、旅がぐっとくるねえ。」
「うん。北陸、日本海側のすばらしさが、歳をとると、よく解る。。」
と、伊藤ホメオパスとしみじみしつつ、
味わい深く散策しました。
多くあるほとけさま
それぞれに
花がたむけてあって、
お寺を守る人の信仰のこころが伝わりました。
伊藤ホメオパスもわたしも、
陶磁器が好きなので、
つづいて
県立九谷焼美術館へ。
九谷焼の歴史と作品がよくわかりました。
私は、食器は九谷焼と染め付け、
そしてフィンランドのイッタラが好きなんです。
九谷焼では、
青手と呼ばれる青と緑、黄色が使われたものは特に大好きです。
美術館のステキなカフェでお茶。
平日の朝なのでお客は私たちだけで、のびのびでした。
宿のある、山代温泉は、
とっても静かで趣のあるところでした。
中心から少し外れた所には、
バブル時代に建てられたと思われる、
西洋成金ちっくな建物の廃墟がいくつか
ありました。
けれど、昔ながらの良い町並みはしっかり
残り、日本文化への美意識の高い方々が
受けついでいっている様子が伝わりました。
地元のお寿司やさんのご主人のお話では、
星野リゾート界によって、人も多く来るようになり、
街も活性化しているそうです。
お宿の前には、
総湯、古総湯、という共同浴場があり、
味のある建物でした。
浴室も、ステンドグラスや扇の絵のタイルがはりめぐらされて
とても美しかったです。
休憩所にもステンドグラス越しに光りが差し込んで、
とっても居心地が良かったです。
総湯の売店でいただいた、
ソフトクリームと温泉卵のコラボ。
美味しい。濃厚!
二人でシェアして良かったかも。
夕食はカニ会席。
メインは、
カニのしめ縄蒸しです。
蒸す前に、見せに来てくれました。
凄いワザ。自分ではできなさそう!
塩水に浸したしめ縄でカニをぐるぐる巻にして、
蒸し、冷たい水に浸すという、
カニのうま味を逃さない独自の調理法だそうです。
カニばかりで構成された懐石コースで、
生まれて初めてカニだけで
苦しいほど満腹になりました。
実はおかもと、
がっつきすぎて、この時に
前歯が折れてしまいました(爆)。
帰って来て早速メンテしました。。(^_^;)
旅行中はむすこが久しぶりに引いた風邪がうつり、
喉の痛みも酷かったのですが、
これも、5周年の禊ぎ、メンテナンスだな、と
感じました。
翌日は、
金沢に行き、
金沢21世紀美術館
で楽しくアートをみて過ごしました。
いろんな企画展示を見ながら、
伊藤ホメオパスに、
「つくづく思うけど、
現代美術の作家とは、
衣食住、基本的な所に時間を割かなければ、
と思う感覚を
徹底的に排除できる人が
できるのではないか、と思う。」
と言いました。
伊藤ホメオパスも、
「うん、
つい、ここ掃除しなきゃ、
ごはん作らなきゃ、
とか、思っちゃうもんねえ。」
「家族にアーティストがいると、
ゴミだと思って捨てたものが、
貴重だと言って叱られそうで、
何かと大変そう。」
と、しみじみ話合いました。。
自分も
「ごはん作らなきゃ」
「掃除洗濯しなきゃ」
という囚われから、
少しでも、少しでも、
解脱できたらいいなあ・・
と、何となしの夢。
でも心地よい暮らしをするには、
自分がやらなければなあ。
と、現実に直面するのでした(^^;;)
帰りは金沢から新幹線でぴゅーっと、
2時間半で帰って来られました。
冬の北陸には珍しく、
晴天に恵まれ、
すばらしい旅行になりました!!
また来たいです!
今回の旅の収穫です。
道場八重さん、林京子さん、
という女性作家の作品です。
女性作家たち、
いい仕事してますねー。
旅行中、お宿や立ち寄ったところで、
たくさんの美しい食器に出会えた事も、
眼福でした〜(*^_^*)