10月上旬、和歌山県のゆの里で行われた、
「月のしずく」という水に関する勉強会に参加する途中で、
金剛山に行きました。
伊藤ホメオパスも一緒です。
いつもおなじみの
バスタ新宿発の高速バスで
早朝の梅田に降りたち、
南海電車で河内長野駅へ。
河内長野駅からの朝のバスは、
元気な中高年ハイカーさんたちで超満員でした。
皆さん、登山の装備は万全です。
私たちは予備知識もなく、
ただ、ロープウェイに乗ろうと思って来たので、
そんなに本格的な登山もできるという認識があまりなく
普通の格好でした。
ちょっと場違いで気恥ずかしい感じでした。
登山口のバス停で降り、ロープウェイの乗り場まで少し歩きました。
道中には、数カ所、
トーテムポールがありました。
私よりも少し上の年代の人たちが、
小学校の卒業記念に作るのが
流行していたようで、
昔は小学校によくありました。
このトーテムポールも70年代のなごり感を漂わせ、
ちょっとさびれた雰囲気でした。
私たちのように、
「あっっ!トーテムポール!」
と、目を向ける人も、あまりいないのかと思います。。
ロープウェイには金剛山と縁の深い、
楠木正成の劇画タッチの絵が描かれていました。
「これ、さいとうたかおかな?・・ゴルゴ・・?」
と、伊藤ホメオパスと話しながら近づくと、
「三国志」で有名な、故・横山光輝さんの絵でした。
伊藤ホメオパスとの会話
伊「『三国志』って、昔、歯医者さんの待合室とかに必ずあって、
所々巻数がとんだりしてたから、ところどころしか読めなかったよね。」
私「うんうん。三国志って60巻?もあったしね。
全部は読めなかったね。」
ロープウェイで上に上り、
展望台から周囲を見ながら風景について話していると、
60代位の二人連れの女性が、
親切に山の説明をしてくれました。
聞けばこの金剛山だけでも数え切れないほど登っていて、
登山が趣味であちこち行かれているそう。
元教員の方かな?と思わせる雰囲気でした。
伊藤ホメオパスとの会話
私「昔私の母が中学教師で、
同僚の女性の先生たちが元気な人たちばかりで、
退職すると、あちこち登山したり、
海外旅行もパタゴニアと北極圏とか、
行ったことがないところがない位
旅行してる人が多かったなあ。」
伊「そういう人って、
ホメオパシーではシーピア(Sepia)タイプだよね。
忙しくしているほうが体調がいいから、
教員を退職すると、
エネルギーがあまってあちこちに行くんだよ。」
山々にはところどころ、紅葉もみられ始めていました。
ロープウェイで下山し、
帰りのバスで、
後ろにいた中高年の男女の登山グループの人たちの会話
男性「さっきはありがとね、迷惑かけちゃったね。」
女性「なんかあんた、さっき、ほんま様子が変だったで。呼吸とかおかしかったで。
帰ったら病院にいったほうがええで。」
男性「自分ではわからないもんやな。」
女性「そうや。〇〇さんもそうやったで。自分では気づかないもんなんや。
病院行きや。」
男性「そうするわ。」
バス乗り場近くの登山口では、
救急車や消防車が来ているのを目にしました。
登山中に具合の悪くなった人が他にもいたようです。
中高年の皆さま、どうぞお元気で、
健康には気を配って、
楽しい趣味を続けて下さい。
と、こころの中で思いながら、
帰路につきました。
追記:
全然関係ないのですが、
ちょうど最近みていた
韓ドラが、
イ・ヨンエ主演の「サイムダン」
というもので。
その中に出てくる重要なアイテムである
名画が、同じ
「金剛山図」
(クムガムサンドと読む)
なので、
ついつい、金剛山と書いてあると、
「クムガムサン」と
発音してしまいました。
金剛は最も硬い金属、ダイアモンドのこと。
どちらも、ダイヤモンド・マウンテンなんですね。
豪華な名前です^^。